プロが実践する“ちゃんと伝わる”プレゼン資料の組み立て【テンプレ】

伝え方
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(*この記事は2022年11月14日に配信されました)

 

きちんと伝わるプレゼンの作り方がわからない

プレゼンの仕組みってどうなっているんだろう

この記事はそんな方へ向けて書いています。

 

プロが実践する“ちゃんと伝わる”プレゼン資料の組み立て【テンプレ】

 

こんにちは、放送作家の村松です。

私はキャリア20年超えの放送作家として
これまで「池の水ぜんぶ抜く大作戦」「出没!アド街ック天国」「スッキリ!」
「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 路線バスで鬼ごっこ」「ハモネプ」など
多くの番組制作に携わってきました。

 

そして20年以上のキャリアで培った伝える技術を詰め込んだ講座を
早稲田大学エクステンションセンターで担当しています。

 

この記事では、20年以上にわたる「伝える仕事」のキャリアで学んだ、
あなたの伝え方を劇的に変えるための訓練方法を紹介します。

 

放送作家という伝えることのプロならではの視点で、
一般的に書籍などには書かれていないようなこともお話ししようと思います。

これを知れば
ビジネスシーンやプライベートで
あなたの企画やアイデア、表現したいことを
相手に伝えることができるようになります。

 

プレゼンの作り方に興味があるのであれば、

【日本初】ビジネススキルとしてコミュニケーション能力を体系化したスクールで

体験してみるのもありですね↓

コミュトレ

 

なぜプロのプレゼンは“ちゃんと伝わる”のか

 

あなたと、プレゼンが上手なあの人との差は何でしょうか?

あなたと、プレゼンのプロとの差は何でしょうか?

 

あなたはひょっとしたら差の正体に

まだ気づくことができないかも知れません。

 

確実に言えることは

その差は「たくさんの技」によって生み出されています。

 

あなたには見えないけれど、

プレゼンが上手な人には見えていて、

それらを使いこなしているからこそ

プレゼンが上手なのです。

 

あなたがちゃんと伝えるためには

その差を生む技術を知り、

1つずつ実行することで

パワーアップすることができます。

 

全てはプレゼンの見えないカラクリを知ることから始まります。

 

プロが気をつけていること

 

プレゼン上手な人を見ていると

あたかもその場で思いついたように見えます。

 

でもそれは全く違います。

入念な準備があってのことです。

 

ただ、「完璧に準備しました!」

という雰囲気でやると

伝わりづらくなるので

あえてリラックスした雰囲気でプレゼンしている可能性があります。

これについては後ほど。

 

上手な人もプロも

準備は入念です。

 

今、この情報を言ったら相手はどんな反応をするかな?

次にこの展開をしたら、ちゃんとついて来れるかな?

 

このように、常に相手の反応、理解を念頭におきながら

伝えることを組み立てています。

 

自分のペースではなく

相手のペースで組み立てる。

だからこそ伝わります。

ここが素人とプロの圧倒的な差を生み出す秘密です。

 

”相手のペースで組み立てる”秘密について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

圧倒的に失敗しない必勝プレゼンの基本構成【反則ルールも公開】
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秘密は構成にあり

 

自分のペースではなく

相手のペースで組み立てると言っても

簡単にはできないですよね。

 

なぜプロが毎日のように

これらをできるのかというと

「構成」という技を使っているからです。

 

構成とは、いわば設計図です。

 

建物を建てる時に設計図があるように、

プレゼンにも設計図があります。

 

家を支える土台、基礎がどれで、

1階の中身はどうなっていて、

お庭は?駐車場はある?

2階は?

というふうに

同じくプレゼンも組み立てていくのです。

 

構成を使えば格段に伝わりやすくなる

 

設計図があれば

家を建てる前に全貌がわかるように

構成があれば

プレゼンと、相手の反応が手に取るようにわかります。

 

プロは、構成を使って

ちゃんと伝わるか?を何度も検証し、

プレゼンをブラッシュアップしていきます。

 

だからこそ鮮やかに一発でちゃんと伝わるのです。

 

設計図作りにもちゃんとルールがあります。

テンプレもあります。

 

あなたもこのテンプレを使えば

ちゃんと伝わるプレゼンを作ることができます。

 

王道のテンプレ「序文⇨本文⇨結論」

 

具体的なテンプレを見ていきます。

 

お手本とも言えるテンプレは

大きく3つのブロックから成り立ちます。

 

「序文⇨本文⇨結論」です。

 

学校では起承転結というのを聞きますが

あれも同じです。

「本文」の中に、承と転が入るものと思ってください。

 

次にそれぞれのブロックの中身を見ていきます。

 

序文:今回の提案のタイトルのようなもの

本文:今回の提案の中身と、それを裏付けするデータ

結論:序文と本文を踏まえ、今回の提案が効果的であるという念押し

 

このようにそれぞれ役割があるので

あなたの考えたプレゼンの構成要素を

ブロックごとに振り分けていきます。

 

ただしこれで作ると

優等生的なプレゼンが出来上がってしまいます。

 

ここがちょっぴり問題です。

 

なぜ優等生的なプレゼンがなぜN Gなのか

 

優等生って面白くないですよね?

真面目で、予定通り。

 

予想を超えることは起こらない。

そんなイメージじゃないでしょうか。

 

人でもプレゼンでも

聞く方はただただ真面目よりも

少しワクワクする方が惹きつけられるものです。

 

プレゼンにはエンタメの要素も必要です。

 

なぜならプレゼンは相手を惹きつけ、

知らない世界へと連れてゆき、

見たこともない考え方や結果見せてあげるものだからです。

 

優等生的な「説明」ではこれはできません。

 

「序文⇨本文⇨結論」にそのまま当てはめるだけでは

あなたの発信は「つまらない説明」になってしまうのです。

 

プロはこれを避けます。

 

どうやって「説明」を「プレゼン」にするのか?

そこには方法があります。

 

プロは“逆算”で作る

 

普通、「序文⇨本文⇨結論」に当てはめる

と聞くとあなたは「序文」からネタを当てはめていきますよね?

 

これだと確かに話の流れはスムースになって

一見すると「序文⇨本文⇨結論」が綺麗に流れていくように見えます。

 

しかしこれが落とし穴だったりします。

 

スムースにいく、ということは

聞き手にとっては「何も予想外のことがない」という状態です。

 

これが優等生の正体です。

 

プロはプレゼンで「聞き手にとっての予想外」を起こすために

「結論」から当てはめて考えます。

プロの組み立て方

 

結論=プレゼンのメッセージをまず置きます。

 

そして次に考えるのは

一体どのような流れで頭からこの結論まで辿り着かせるか?

ということです。

 

ゴールからの逆算です。

 

これは登山に例えるとわかりやすいかも知れません。

 

頂上に辿り着きたいということは決まっている。

それじゃあどんなコースで相手を導いたら

ドキドキワクワクしてくれるだろうか?

と考えるイメージです。

 

道中にはどんな情報があると良いのか?

どんな事実があると良いのか?

 

1つのネタでも並べ方、出し方で

ドキドキワクワクが変わります。

 

それらを考えて、最後に

一体どんな導入だったら良いのか?

というポイントに辿り着きます。

 

つまりプロは

「序文⇨本文⇨結論」にいきなり当てはめるのではなく、

「結論⇨本文⇨序文」という順番で

一度、構成をイメージしてから

最終的な「序文⇨本文⇨結論」を組み立てるのです。

 

これが「優等生的な説明」との差を生む

プロのカラクリです。

実際の手順

 

以上の流れで各ブロックを埋めていく時、

プロは何を意識しているのか?

次はこの点を説明します。

 

まずスタートは「結論」を決めること。

 

ここは、今回あなたが提案すること。

ソリューションです。

ここが山の頂上です。

 

次に「本文」にネタを振り分けます。

 

意識するのは

・聞き手が一番驚く情報は何か?

プレゼンで最大の山場となるポイントを決めます。

山で言うと3〜9合目というイメージです。

 

 

次は「聞き手が一番驚く情報は何か?」を細かく決めていきます。

 

ざっくりのイメージですが

・3〜4合目はソリューションのタイトル(あなたの提案)

・5〜7合目は具体例(3〜4の詳細)

・8〜9合目は裏付けとなるデータ(3〜7が可能であると思わせる客観事実、データ)

 

 

最後に1〜2合目に当たる「序文」を決めます。

 

・1合目:聞き手をプレゼンに引き込む興味喚起

・2合目:今回取り組む題材の問題点など

 

このように当てはめて、

聞き手になったつもりで

今度は1合目から頂上へと登るつもりで

内容の流れを見ていきます。

 

「結論⇨本文⇨序文」で分けることの意味

 

この作り方には

「つまらない説明」にならないようにするための予防だけでなく

もう1つの重要な意味があります。

 

それは「役割分担」の確認です。

 

1合目〜頂上までは

わかりやすく“分業制”になっていますよね?

 

逆に言えば、

関係ない要素はその合目からは外す意識が必要です。

 

あなたが「ここで言いたい!」と思ったことでも

分業制の視点で全体構成を見ることで

聞き手からするとここにあると混乱するかもなぁ

と言うことがあなたにもわかるのです。

 

それをチェックして

情報の置き位置を入れ替えたりすることで

どんどん伝わりやすい構成に進化させることができるのです。

 

これを繰り返すことで

伝える力をパワーアップさせていくのです。

 

そして「序文、本文、結論」の構成も良いのですが

実はプロはあまりこの構成を使わなかったりします。

プロがよく使うテンプレと解説はこちらです。

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プロはあえて、隙を作る(完璧なプレゼンが嫌われるワケ)

 

ここまでのテンプレを使って

あなたもプレゼンの構成が出来上がってきたかも知れません。

 

もし余裕があれば、最後にもうひとひねり。

 

構成を作る時、こんな悩みが出てきませんか?

各ブロックに入れる情報量はどれくらいが良いのか?

 

少ないと伝わらない気もするし・・・

入れすぎると飽きられそうな気もするし・・・

と言うのが本音でしょうか。

 

プレゼンはS H O Wの一面もあるので

少なすぎも、入れすぎも良くありません。

 

聞き手にとって雑音になってしまうからです。

 

良き塩梅の目安としては

「やや少ないかな」と感じるくらい

でちょうど良いかと思います。

 

初めてプレゼンを聞いた相手が「へ〜」と思うくらい。

 

「なるほどね!」と言う

納得までいかなくても良いと思います。

 

プレゼンが終わってから

質問されるくらいがちょうどいいでしょう。

 

あなたがこれくらいの気持ちで作っても

実際には意外と伝わっているものです。

 

逆に全てを説明しようとすると破綻するので

それを予防して、良いプレゼンにするためにも

聞き手が「へ〜」と思うくらい(なるほどねはやりすぎ)

と言う尺度を持っておきましょう。

 

何事も腹7分がちょうど良い。

 

相手の中で勝手に膨れていく空間を作っておく

と言う意識を持っておきましょう。

 

 

楽しい雰囲気が成功率をU Pさせる

 

テンプレのおまけとして

意外と重要な要素をお伝えします。

 

プレゼンは

「聞き手を巻き込めるか」が大切です。

 

説明は退屈ですよね?

座学は退屈ですよね?

聞いているだけだから。

 

一方、

エンタメ見るのは楽しいですよね?

ワークショップは楽しいですよね?

あなたも参加しているからです。

 

この差は、聞いている人が楽しいと感じるか

と言うことによって決まります。

 

相手を巻き込める、関心を呼び起こす流れにできるかは

先ほどの「序文、本文、結論」で組み立てますが、

さらには「あなたの雰囲気づくり」も重要です。

 

ここも優等生的ではつまらないですよね。

ちょっとくらい考えさせるくだりがあっても良いし、

AとBどちらだと思いますか?と言う問いかけがあっても良いし、

最初に意外な提案から始まっても良いから

聞き手の思考が参加できるスキマを作りましょう。

 

目には見えないものですが

この雰囲気作りも重要なテンプレの1つです。

 

もっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

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まとめ

 

きちんと伝わるプレゼンの作り方がわからないと言う問題は

このように「プレゼンの仕組み」を理解することで解決できます。

 

プロが使うテンプレを使って

あなたも魅力的なプレゼンを作ってみてください。

 

プロがよく使うテンプレと解説を知りたい方はこちらをどうぞ。

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